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大学受験英語のおすすめの勉強法。失敗しない方法を解説
受験勉強を始めるにあたって、英語の勉強法でお困りではありませんか。 英語はもっとも重要な科目といっても過言ではありません。 本記事では、大学受験の英語について以下の点を中心に解説します。 ・大学受験における英語の重要性 ・具体的な勉強法 ・よくある受験勉強での失敗例 いまから受験勉強をスタートされる方や、英語に苦手意識を感じている方に見ていただきたい内容です。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
大学受験における英語の重要性
大学受験では、理系・文系どちらを選んでも英語は必要です。
理系では、数学や理科と同程度の配点であることが多く、文系の場合だと、英語が他の教科よりも配点が高く設定されていることが多いです。
よって、英語は大学を受験するにあたって避けて通るのが極めて難しい科目といえるでしょう。
このように聞くと、英語が苦手だと感じている学生さんは不安に思われるかもしれません。
しかし、英語は勉強法がある程度確立しています。そのため、勉強の仕方を間違えなければ安定して得点できるようになるでしょう。
また、英語はライバルと差をつけやすい科目でもあります。
最初から100点をとれる人はいません。日々勉強を積み重ねていくことが大切です。
では、具体的にどのように勉強を進めたらよいのか説明していきます。
まずは目標を決める
勉強を始める前に目標をできるだけ具体的に決めましょう。
例えば、国公立大学を目指すのと私立大学を目指すのでは、科目数も一科目にかけられる時間も異なります。また、各大学によって配点や出題傾向はさまざまです。
目標となる志望校を決めたら、必要な学力と現状との差が明確になります。
今の自分に足りていない部分を知ることで、より効率的に学習を進めることができます。
また、勉強を進めていく中で目標が変わることもあるでしょう。目標は変更しても問題ありません。まずは現時点での目標を決めて、学習計画を立ててみましょう。
大学受験英語の勉強法
英語は大きく分けて、単語・文法・長文読解・過去問を勉強する必要があります。
ここでは、具体的な勉強法や学習スケジュールの目安について解説していきます。
英単語
まずは英単語を覚える必要があります。
大学受験で必要な単語数は志望校によって変わりますが、共通テストレベルであれば4000語~5000語程度必要だといわれています。(引用:manabitimes.jp/大学受験に必要な単語数はどれくらい?)
勉強法としては単語帳を1冊用意し、その1冊をほぼ完璧に覚えられるように学習を進めましょう。
単語帳は学校で配布されているものでよいですが、持っていないという方は以下の単語帳の中から自分の好みに合う方を購入するとよいでしょう。
・英単語ターゲット1900
・システム英単語
英単語は、夏休み前までに1冊を覚えられている状態が望ましいです。
声に出しながら覚えたり、紙に書き出していくなど覚え方は人それぞれなので、自分のやりやすい方法で学習を進めていきます。
英文法
英単語とともに英文法の勉強も進めましょう。
まずは、教科書や参考書でインプットを進めます。
インプットだけだと「わかったつもり」にはなりますが、定着はしません。練習問題などのアウトプットも同時に行うようにしましょう。
すでにインプットが済んでいる単元に関しては、いきなり問題集を使用しアウトプットを進めても問題ありません。
英文法のおすすめの参考書は以下の通りです。
・Next Stage 英文法・語法問題
・Vintage
・スクランブル
どの参考書も、単元ごとに練習問題が豊富に用意されています。さらに、一緒に覚えておきたいフレーズなども記載されているので1冊で文法をマスターできるのが特徴です。1冊持っておくと便利です。
英文法も英単語と同様に、夏休み前までに学習を終えている状態が望ましいです。
長文読解
次に長文読解についてです。
長文読解に対して苦手意識を持っている方も多いと思いますが、英単語と英文法の学習を進めると長文の内容は理解できるようになります。
長文読解の勉強法としては、まずは1つの文章をじっくり読み構造を理解する「精読」をし、その後さまざまな文章に触れる「多読」をすることをおすすめします。
制限時間を決めて時間内に長文を解くように意識することがポイントです。本番を想定して緊張感をもって問題に取り組むとよいでしょう。問題を解いた後は答え合わせをして、覚えていなかった単語や文法はノートにまとめておきます。そうすることで、自分の苦手な問題だけを集めたノートができあがります。スキマ時間でノートの見直しをすると効率的に学習を進められます。
また、長文読解の参考書は種類が豊富にあるので、自分のレベルに合ったレベル別の問題集や解答が丁寧に書かれている問題集を選ぶとよいでしょう。
過去問
最後に過去問の勉強法について解説します。
過去問を本格的に解き始める時期は秋以降ですが、志望校が決まった時点で一度解くとよいでしょう。
過去問を解くメリットは以下の通りです。
・出題傾向を把握できる
・必要な学力と現状の自分の学力を知ることができる
・時間配分や解く順番を考えられる
・効率的に学習が進められる
試験は年度によって少しずつ出題傾向が変わることがあるので、基本的には古い年度のものから解いていき、本番の直前に前年度の過去問を解いて合格ラインに達しているか確認します。
何度も解いて慣れておくことで、自信をもって試験当日を迎えることができます。
自分がよく間違える問題は、別の参考書を使用し練習するなど対策を万全にしておきましょう。
よくある失敗
受験勉強を進めていく際に陥りやすい失敗についてご紹介します。
間違った勉強法で進めると、成果が出ずに志望校を変更せざるを得ないということもありますので気をつけましょう。
暗記に時間をかけすぎる
よくある失敗の1つ目として、英単語や文法に時間をかけすぎて長文読解や過去問の対策が不足するというケースです。
受験生は、学校の授業や他の教科の勉強も進めなければなりません。
前述した通り、英単語や文法は夏休み前までを目安に学習を終えることが望ましいです。
なかなか覚えられないという方は、通学や休み時間といったスキマ時間を活用しながら覚えていく必要があります。また、完璧に覚えられなくても、長文の前後から推測したり、問題でわからなかった単語を覚えていくという学習スタイルで進めるとよいでしょう。
学習計画を立てておき、遅れが出てきたら随時修正をすることが大切です。
参考書を何冊も購入する
次にありがちな失敗として、参考書を何冊も購入してどれも中途半端になってしまうというケースです。
新しい問題を解きたいという気持ちはわかるのですが、知識が定着していない状態で進めてしまうと、また同じ間違いを繰り返してしまい、時間の無駄になってしまいます。
そのため、1冊の問題集を8~9割程度正解できるようになるまで繰り返し学習します。
特に、単語帳や文法書は1冊をほぼ完璧にできれば難関大レベルにも対応できる英語力が身につきますので、繰り返し学習し知識を定着させることを意識しましょう。
まとめ
ここまで大学受験英語の勉強法について解説してきました。
要点をまとめると以下の通りです。
・大学受験には英語は欠かせない教科であり、配点も高く設定されていることが多い
・効率的に学習を進めるためにも目標を決める
・参考書は1冊を繰り返し学習すること
大学受験英語の勉強法として参考にしていただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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