TOP > 大学受験 > 定期テスト対策はテスト何日前からはじめる?具体的な時期を解説!
定期テスト対策はテスト何日前からはじめる?具体的な時期を解説!
「いつも定期テストの勉強が間に合わない」という人は、いつもテストの何日前から勉強をスタートしているでしょうか? この記事では、定期テスト対策を何日前から始めるべきなのか、具体的な時期とそれぞれの時期でするべき勉強を詳しく解説します。
- 目次 -[非表示]
テスト対策開始は「2週間前」からで間に合う?
テスト勉強を始める時期として多いのが「テスト2週間前」。これはテスト範囲が、テスト前10日~2週間あたりに発表されることが多いためです。
テスト範囲が発表されて「ふむふむ、今回は教科書の〇ページまで、ワークの△ページまでやればいいんだな」と確認し、「それじゃあ今回はこの範囲で勉強を進めていこう」とテスト勉強を始めることが多いようです。
今までこのタイミングでテスト勉強を始めて、勉強が間に合ってきた人はそのままでOK。しかし逆に、テスト2週間前から勉強を始めても、直前になって「歴史がまだ全然覚えてない!」と焦ってテストの日を迎える人もいます。
多くの人がテスト勉強を始める2週間前から勉強をはじめても、当日に間に合わない人はどうしたらいいのでしょう?
テストに間に合わない人は何が違うの?
テスト2週間前から勉強をはじめて、間に合う人と間に合わない人は何が違うのでしょうか?
その大きな違いは普段の勉強内容です。テストに関係なく、普段から授業をよく聞き、予習復習ができている人・自分でワークを進めている人は、テスト1週間前から勉強しても間に合います。
テストに関係なく予習復習をして、コツコツ勉強をしているのとしていないのは大きな違いです。予習復習をしていないと、随分前に習ったことをもう一度思い出すのにさえ時間がかかるからです。
ただ、普段部活などが忙しくてほとんど勉強ができないという人もいるでしょう。誰でもテスト対策が間に合うようにするには、どのように勉強を進めていけばよいのか見ていきましょう。
テスト1カ月前から解説!具体的な時期と勉強
テスト2週間前で間に合わないのならできるだけ早めにスタートをきるのが、勉強をやりきるための王道です。
ここではテスト1カ月前からテスト準備をしていくスケジュールを紹介します。具体的な時期と、具体的にどんな勉強をしたらいいのか、一つ一つ確認していきましょう。
テスト1カ月~3週間前にするべきこと
テスト1カ月前にテスト範囲が発表されていることはまずありませんが、前回のテスト範囲後からこれまで勉強が進んだ範囲を参考に大体のテスト範囲はわかります。
この時期はまず、テスト範囲となるところを少しずつ復習しておきましょう。
・対象範囲のワークを進めておく
・英語や国語の単語や漢字をインプットしはじめる
・理解していないところを映像授業でおさらいする
・欠席した授業のノートをうつさせてもらう
まず復習がてら数学などのワークを解き進めていき、暗記作業を進めましょう。各教科の中でも数学と英語は特に勉強に時間のかかる科目です。この時期から早めにスタートするとテスト前に余裕を持って苦手対策に時間を割けますよ。
教科書を読んだりワークを解いてもピンとこない範囲は、映像授業で一から理解しなおすのがおススメです。
そして、学校の定期テストは授業で扱ったことを出すのが基本です。休んで授業に出ていない分があると、その授業内で先生が言ったポイントなどをそもそも知らずに定期テストを迎えてしまいます。
そんなことがないように、欠席分の授業ノートなどは友達に見せてもらったり、欠席した時のプリントを先生にもらいに行くなどしておきましょう。
テスト2週間前にするべきこと
多くの学校でテスト範囲が発表される時期です。対応する教科書の範囲と、ワークの範囲を間違いのないようにチェックしましょう。
この時期には次のような勉強が必要です。
・数学などはワークで苦手を重点的に
・暗記系はインプットの続き+アウトプット(ワーク)も
テスト1カ月~3週間前の段階でテスト範囲のワークを1周解き終わっていたら、この時期にワークの2周目に取り掛かります。間違えた問題を重点的に、理解できていない問題や知識が曖昧な部分をつぶしていきます。
ワークはテストまでに2周以上、可能であれば3周解けるとよいです。
学校によっては、先生が授業で取り扱っていないような難問や実際の入試問題を出題するケースもあります。余裕がある人は学校のワークを完璧にした後、市販の問題集でさらに対策をしてもよいですね。
テスト1週間前にするべきこと
定期テスト1週間前は、部活動が中止になる学校も多く、追い込みの時期です。この時期はできる問題を増やしていきましょう。
・ワークなどでアウトプット中心の勉強
早めにスタートしワークも2周目を解けていれば、ここからはしっかりと自分の苦手対策に時間をとれます。この時期は一つ一つの苦手をピックアップし、どんどんアウトプットしてできるようにしていきましょう。
テスト直前には何をする?
テスト前々日にはできなかった問題や不安のある問題を最終確認しましょう。そしてテスト前日には、次の日の科目の苦手対策に時間を使います。
もしテストまでに提出するべき課題がある場合は、テスト3日前までに終わらせておくと、テスト直前の全時間を自分のために使えます。
また、前日の徹夜はNGです。「テストまで時間がないのに勉強が終わらない!」とある程度遅くまで勉強するのは仕方がないですが、前日は必ず早く寝て体調を整えることを優先しましょう。
寝不足の状態ではテスト当日、自分の力を100%発揮できません。せっかく勉強してきたのに、「眠たくて頭がまわらなかった」「うっかりテスト中に寝てしまった」となったらとてももったいないです。
テスト当日は体調を万全に整えて、それまでの自分の勉強を全部テストにぶつけてください!
副科目っていつ勉強する?
期末テストともなると、英語や数学以外に、音楽、美術、技術家庭科、保健体育といった副科目のテストも入ってきます。これらの教科は大学入試に直接関係しないため、いつ勉強するか悩むところ。また内申点を考えると、勉強しないわけにもいきません。
これらの対策は基本的に後回しでOKです。というのも、配られたプリントなどの内容をしっかりと覚えれば解けることが多く、覚える内容もとても少ないためです。それに、あまり早い時期に勉強しても当日には忘れてしまう可能性があります。
テスト1週間前あたりで時間をとって対策してもいいですが、1週間前というと追い込み時期。がっつり時間を取るというよりは、勉強中に「ちょっと今集中できないな」と思ったとき気分転換として使ったり、ちょっとした隙間時間を使って終わらせるのがおススメです。
日々の小さな努力が大きな差に!余裕を持って備えよう
定期テストで高得点を取っている人ほど、見えていないところで日々コツコツと勉強を積み重ねていることがほとんどです。
まずは定期テストの日にちを確認し、そこに向かってスケジュールを立てましょう。スケジュールが立てられると、「数学は早い時期から丁寧に勉強したい」「世界史のこの単元は苦手だし、受験で使うから1カ月前からスタートしよう」と考えることができます。
特に大学入試で使う可能性のある科目は、テストのためだけの勉強にならないよう、日ごろからコツコツと勉強を積み重ねることで、効率的に学力をつけていきたいですね。
定期テストは日々の勉強を見直すきっかけにもなります。コツコツ勉強を進めて、余裕を持って定期テストに臨んでください!
\参考になったらシェアしよう♪/